音楽あそびⅡ
Video編(1)
長い音、短い音を表現する
( 音の長さを 感じて 動いて 描いて )
長い音・短い音を体験し、それを実際の音で感じる
《準備》
*音が伸びる楽器 シンバル、トライアングル、ドラなどを用意。
*音の響きが短い楽器 木魚やウッドブロックやボンゴなどを用意。
*線が描いてある絵
*点(丸)が描いてある絵
〜絵で使う色の数と楽器の数は対比させるのが望ましい、
また 楽器は打楽器でなく キーボード等を使いタッチを変えて
取り組むことも可能〜
参考
活動1:長い音を感じる
1,楽器の音が響いている間 手を上げていることで
音が鳴っている 鳴っていないを認識する。
2,音が鳴っている間 線をなぞることで音の長さを視覚的な表現に
結びつける。
*Video「音の長さを感じる」を参考にしてください。
活動2:長い音を体験する
1,楽器の音を出し どちらの色が合うかを子どもが選択する。
2,子どもは自分が選んだ色の線をなぞる。それに合わせて
教師が音を出し 線が終るところに合わせて音を止める。
3.次に二人の子どもがそれぞれの楽器に合わせた色を決めて
各々の線を楽器を聞き分けてなぞる、教師はアトランダムに
楽器を演奏し 子どものなぞっている長さに合わせる。
4,子どもが一人で 二つの楽器の各々の色を決め 楽器の音を
聞き分けて線をなぞる。
*Video「音の長さを体験してみる」を
参考にしてください。
活動3:短い音を体験する
1,長い音の時と同様に 楽器の音を出し どの色と音が合うかを
子どもが考える。
2,子どもが小さい丸の絵を触った時に音を出す。
3,次に三人がそれぞれ好きな楽器を選び その楽器に合った色も
選ぶ。
4,教師が先に演奏し 子どもは音を聞き分け それぞれが決めて
いた色の丸にタッチする。慣れてきたらタッチは短めにする。
*Video「短い音を体験する」を
参考にしてください。
活動4:長い音と短い音
1,長い音の絵をなぞる担当と短い音の絵をなぞる担当を決める。
アトランダムに楽器を演奏し それぞれが長いか短い音かを聞
き分け その絵にタッチする。(楽器と色とを合わせることは
無理に決めないでおく。)
2,1の活動になれたら 音にあわせて 空間に長さや点を描く事
を試みます。
3,教師が長い音がなっている間 空間に手で線を描く または
身体を動かす 音が無くなったら止まると 実践してみる。
4,次に短い音に合わせて空間に点を描く または身体を動かす。
(子ども達は短い音を演奏すると
自然に身体を動かし出す場合が多いです)
5,長い音と短い音 両方をアトランダムに演奏し その違いを身
体で表現する。
*Video「長い音と短い音」を
参考にしてください。
活動5:長い音と短い音を楽器で叩いてみよう
(この活動は省いても 次に進めますに)
参考:短い音の楽器担当の子が2名 長い音の楽器担当の子が1名
短い音の絵をタッチする子数名
長い音の長さを手の動きで担当する子が1名
1.長い音と短い音という言葉とその意味を 演奏した音と対比さ
せて知らせる。
2,子どもが残響の短い楽器を演奏します。
「ミジカイ♪♪♪♪」と言いながら楽器で叩いてみましょう。
他の子どもが別な楽器で「オートー♩♩」を叩きます。
このリズムに合う絵~小さめの丸を4っのあと少し大きめの丸が
二つ描いてあるものを用意し(準備の三枚目の絵)
「ミジカイ♪♪♪♪ オートー♩♩」と演奏されたリズムに
合わせて絵をなぞる。
3,上記のリズムの後に シンバル(または長い音の楽器)を
「ジャ~~ン」 と演奏させる。
4,シンバルの音の長さを もう一人の子が手で表現・指示する。
音を出したいタイミングで手をパー、音を終りたいときに
グーにすれば 演奏者に自分の希望する長さを伝えられる事を
知らせる。シンバルの演奏担当は その手の表現に合わせて
楽器を演奏する。
*Video「長い音と短い音を演奏」を
参考にしてください。