この方法で鍵盤上の音名の位置がわかると、楽器が変わっても 鍵盤楽器であれば問題なく演奏出来ます。また 鍵盤上の音名を見る必要が無く、指が動かしやすくなるので曲がスムーズに弾け、五本指にも移行しやすくなります。

 

鍵盤楽器とは マリンバ(木琴)ピアノ、鍵盤ハーモニカ、キーボード など、鍵盤のある楽器の総称です。この楽器類は音名と鍵盤の位置が一致すると、曲が演奏できるので子どもが取り組みやすいです。

 

 

この導入法で 練習してきた子ども達が 年長児の最後に演奏した

「旅立ちの日に」と「花は咲く」です。 

 

 

 ここでは子どものグループレッスンを対象としてミニキーボード(又は鍵盤ハーモニカ)を使った導入法を使いました。

4っの魔法の呪文を使いながら楽しく音名と鍵盤の位置を覚えて、楽器がスムーズに演奏出来るようになりました。

 

指導法のポイントは・・・

マリンバやキーボードのそれぞれの鍵盤には名前があります。

ピアノなどの白い鍵盤の名前は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」

その場所は 二本と三本の黒鍵の位置から探します。

そして ここでは道しるべとなる黒い鍵盤にも名前を付けました。

名前は「デ・エ」&「ゲ・ア・ベ」です。

呪文とは にほんばしがすべって ドー ミー

      さんぼんばしがすべって  ファー シー

      いっぽんばしがすべって ソー ラー

               デちゃんエッちゃん ぴゅ~~っととんで ゲ・ア・べ

 

黒鍵を「道しるべ」とした理由と 黒鍵の階名についての解説をお読み頂きたいです。     → 「白と黒のお話」

この導入法の詳細は ロケットミュージックから出版されています。

       → 著書「鍵盤楽器への導入」