音楽あそびⅢ
Video編(2)
長い音や短い音を
音に合わせて自由に描く
体験した長い音・短い音を感じながら 音を描いてみる
《準備》(画材や使用する紙のサイズなどで変わってきます)
*大きめの画用紙・模造紙
*各自が自分の好きな色のクレヨン選べるようにする
*テーブルにポスターカラーまたは水彩絵の具を用意
*各々が楽器の音からイメージする希望する色を聞いて
その色を小さい器に用意する
*筆とたんぽ(筆洗いなど色が混ざらないように配慮する)
*裸足になり紙の上に上がって描けると一番良い。
(足が汚れるので足ふきのぞうきん)
*音が伸びる打楽器 シンバル、トライアングル、ドラなど
打音が短めの打楽器 ボンゴ、コンガ、ウットブロック、トムトムなど
活動 描いてみよう その1
1,空中に手のひらや指で音の長さを描いてみる、音が聞こえなくなっ
たら手の動きをストップする、または手をグーにする
2.何も書いてない画用紙に指で音の長さを描いてみます。
教師が長い音(シンバルやトライアングルなど)を演奏し
音がなっている間、指で線を描きます。
3.演奏した楽器の音に合った色をクレヨンから一本選びます。
4.演奏している音が継続している間 その画用紙にクレヨンで線を描きます。
(画用紙の端に来たら止まってしまうのではなく曲線を描いて
長さを表す事を説明)
5.数回続ける。途中 使っている色が違う人と画用紙を交換し再び
その上に自分の音の線を描いてみる。
☞楽器が二種類ある場合は、楽器の音色にあった別なクレヨンでも
試してみましょう。
*Video「描いてみよう1 長い音・その1」
を参考にしてください
活動 描いてみよう その2
1.模造紙の上に裸足で乗って筆で描くことに慣れる。
まず 筆に色をつけないで音に合わせて長さを描いてみる。
(筆はえんぴつ持ちでなくバチを持つ様に握るとしっかりと描き易い
ことを伝え、裸足になり模造紙の上に乗って描く事を説明しておく)
2.長い音のでる楽器の音を聞いて各自が想い描くイメージに近い色を
ポスターカラーや絵の具から選ぶ.
(Videoでは後で色まぜの体験も合わせて行うので
赤・青・黄・緑よりの選択)
3.各々が紙の器に選んだ色入れてスポイト数滴の水で溶く。
(筆から絵具がたれない程度の入れると)
各自で器を持って模造紙の自分の描きたい場所で用意。
演奏される音に合わせて線を自由に描く
☞最後には器の中を塗り後でオブジェにしても良い
4.次の課程に進むために一旦筆を洗う
☞この時に異なった色の筆を水にいれる事で色が変化するのを
見ると良い
*Video「描いてみよう2 長い音・その2」
を参考にしてください
活動 描いてみよう その3
1.幾つかの残響の短い楽器を組み合わせて演奏
☞色が混ざることから 音が混ざることへイメージを抱かせるために
先生が演奏する
そして幾く種類の楽器を組み合わせて演奏したかを確認する
2.次に使うポスターカラーを見せ もう一度 演奏を聞きながら
指定した色の中から2色選ぶ。
(ポスターカラーには前に使った原色の他に黄緑・ピンク・紫などの
色を増やしてください.必ず白は入れましょう。)
3.各々の色を見るために まず一色ずつ音に合わせて描いてみる
4.次に二色を軽く混ぜ 短い音に合わせて点を自由に描いていく
☞場所を移動しながら模造紙の好きなところに描く
*Video「描いてみよう3 短い音」
を参考にしてください
活動 描いてみよう その4
1.最後にポスターカラーの入った器の中央で色を完全に混ぜ
☞この時 器のサイドまで出来れば色が広がらない様に
白い部分を残しておくと 後で点も入った作品が作れます
2.作った色でこんどは点の音に合わせて器に点を描く
☞器の周りの部分に声を出しながら点を描き花火のような作品にする
こともできます。
3.美術館に行ってみようと題し 模造紙に描いた作品を見る。
色々な角度から見て 何が見えるかな?何に見えるかな?
*Video「描いてみよう4 作品として」
を参考にしてください
完成品と使用した用具
その他の 長い音 短い音のテーマで制作した作品例